裁判心理学とは

現在ではプロファイリングという言葉が最新心理学のテクニックとして用いられる事はほとんどなくなりましたが、犯罪心理学は依然として最新心理学のテクニックとして大いに機能しています。心理学が世の中に広まった要因のひとつに、犯罪解決に貢献した事が挙げられます。そんな犯罪心理学はいくつかの分野に分かれていますが、その中で2009年最も注目を集めるのは、間違いなく裁判心理学でしょう。

プロファイリングというものが流行った事で、最新心理学のテクニックに興味を持つ人がかなり増えたからです。この一般人というのは一部例外を除き、日本国民の誰にでも該当するものです。これらのデータが集まれば、当然裁判心理学というのは今後の裁判員制度の大きな指標となるでしょう。

なぜこの分野が大きな注目を集めるかというのは、大体想像が付くかと思います。裁判員制度というのは、普通に生活している一般人が、ひとつの事件に対して判決を下すというシステムです。その為、もし裁判員に選ばれたならば、全く裁判について知らないという人でも、状況や手掛かり、証言、情報、証拠、容疑者の経歴などといった材料を元に、その容疑者が無罪か有罪か、有罪ならどの程度の罰が適当かということを考えなくてはなりません。

2009年5月から実施される「裁判員制度」です。裁判心理学というのは、目撃者や事件の関係者の心理、証拠や手掛かりが陪審員などの評価に与える影響などを研究したものです。この裁判員の心理も、裁判心理学によって研究され、解析されていきます。