不登校と中退
高等学校卒業認定試験に合格し大学進学の道を選ぶ人
不登校の子供たちが学校へ行けない行かないことが理由で高校や大学を中退してしまうことがあります。平成20年度の全国高等学校での中途退学者は66.243人となり、そのうちの39.1%が学校生活、学業不適応が原因とされています。その他の理由として進路変更が32.9%、学業不振7.3%、問題行動5.1%、家庭の事情4.5%、病気やけが、死亡4.1%、経済的理由3.3%など続きます。
平成20年度以降に高校を退学して他の高校へ入学した人は、6.480人といわれています。高校を中退し高校へ行く道を選択せずに家庭教師についてもらうけど、高等学校卒業程度認定試験に合格し、大学進学の道を選ぶ人もいて、高等学校卒業認定試験に合格し、大学進学の道を選ぶ人もいるのです。
就職面接で中退の理由を尋ねられることも
大学に進学して不登校になってしまう方もいます。昔から五月病といって、入学や入社の緊張から5月頃、体や心の調子が崩れる人がいるのですが、少しずつ慣れていき、体調が戻ってくるものでした。不登校になってしまう人も多くいて、入学したのはよいが自分にあっていなかった、人間関係が原因、病気などの理由で中退する人も多いのです。
中退した後、就職面接で中退の理由を尋ねられることもあるのです。志望動機や答えをきちんと伝えることが大切になるので、意欲を認められて正社員として働いている方もいます。大学中退であっても、家庭教師になり、子供たちに勉強を教えている方もいらっしゃいます。